武蔵野の地に佇むフレンチレストラン「TERAKOYA」。

このコロナ禍では、私たち飲食店のみならず、
レストランを陰で支えて下さるサプライヤーの皆さんも苦しんでいます。

農業、漁業、畜産関係者の方々。
その仕入業者さんたち。
輸入食材を扱っている商社さん、
インポーターさんなどなど。。。

残念ながら、アフターコロナへのロードマップは、未だおぼろげで、はっきりと道筋は見えておりません。
感染防止対策を中心に据えながら、今出来る事はいったい何だろうか…どうすれば？…ずっと考えています。

TERAKOYAは日々お越しくださるお客様のおかげで、成り立っています。
当然、第一義的にお客様に喜びと、安心、安全をお届けしなければなりません。

そしてまた、素晴らしい食材を提供してくれる生産者や業者さん達と、これから先も一緒に肩を組んでやっていきたい。

お客様が喜び、取引業者さんのお手伝いも出来、そして私達が営業を続けて行けるための取り組み。。。
導き出した答えが正しいかは分かりません・・・
でも一つの料理コースを考えました。

コロナ禍で需要が激減してしまった『高級食材たち』をふんだんに使った破格のコースを提供すること。

伊勢海老一尾、トリュフ、応援している日の出産アワビ丸ごと一つ、和牛フィレ肉
これらを使用した計6品のフルコースです。
価格は1万円（税・サ別）

採算度外視で利益は出ませんが、
レストランの本分である、
『お客様をお迎えし、料理を作り、おもてなしする』
という行為に汗をかきたい。

コロナウイルスに対するレジスタンスであり、
禍中における『三方良し』実現への小さな挑戦です。

2020年5月10日、現下の最重要課題は
感染拡大防止です。
それを担保するために、今迄通り、
ソーシャルディスタンスをしっかりと取ります。

個室を優先的に使用し、お席の間隔を可能な限り広く取ります。
駐車場完備ですので、可能な方にはお車での御来店を推奨します。

ご案内した特別コースも、前述のソーシャルディスタンスを確保する為、ランチタイム10名、ディナータイム10名迄とさせて頂きます。

今後、政府や東京都の規制強化、あるいは緩和指針に従って、入店数を制限、緩和して参ります。

特別コースご提供の開始は15日からを予定しております。

一つだけお願いが・・・。
大切に育てられた食材たちです。
彼らの命に感謝し、フードロスを減らす為、前日までの御予約をお願い致します。

限られたお人数ではございますが、皆さまのご予約をお待ち申し上げております。

株式会社寺子屋　代表取締役　

オーナーシェフ　間　光男